憧れの自由設計の家!予算やハウスメーカーの特徴で選ぼう

木造住宅

注文住宅は自由に間取りを設計することができるというメリットがありますが、ハウスメーカーによって自由度やデザインなどに違いがあります。納得できる家を手に入れるためには、希望通りの条件を満たしてくれるようなハウスメーカーを選ぶことが大切です。

一般的に木造住宅は耐震性を考慮した上で壁や柱の位置が決まり、建物の強度を維持するという条件を満たしつつ可能な範囲内で部屋の配置を設計する必要があります。木造住宅の耐震性・強度と間取り(プラン)の自由度はトレードオフの関係にありますが、会社が独自に持っている耐震技術やノウハウを活用して建築コストを抑えた自由設計を売りにしているハウスメーカーがあります。

自分で間取りやデザインを決めたい場合は、フルオーダー(完全自由設計)またはセミオーダー(規格住宅)のいずれかの方法で建築を依頼することができます。フルオーダーとは間取りや家の構造などで施主の希望を多く取り入れて設計する方法で、長い時間をかけて設計士に相談をしたり提案を受けながら間取りや構造を決定します。

フルオーダーに対してセミオーダーは建物の構造や間取りの仕様の土台が規格化されていて、規格の範囲内で施主が自由に部屋の配置や設備などを決めるという方法です。セミオーダーだとフルオーダーと比べて自由度が狭くなってしまいますが、建設費用を抑えることができるというメリットがあるので予算が限られている方におすすめです。この方式だとフルオーダーよりも自由度が狭められてしまいますが、ハウスメーカーの中には選択可能な範囲が広いケースがあります。ハウスメーカーによっては完成後の住宅の間取りや内部の様子をシミュレーションして3D画像で確認させてもらえるので、間取りを設計する際に役立ちます。

注文住宅は家のサイズや床面積などを自由に設定することができ、設計を工夫することで限られた予算内で広い家を建てるといったことも可能です。壁の凹凸を減らしたり屋根の形状を単純にすることで建設費用(坪単価)を低く抑えることができるので、構造を工夫すれば低コストかつ広い家を建てることができます。予算が限られている場合は、低コストで床面積の広い家を建設するためのノウハウを持つハウスメーカーを選ぶようにしましょう。

ハウスメーカーごとに特徴があるので、マイホームを建築する場合は自分が求める条件に合致する会社を選ぶことが大切です。マイホームの建築費用や品質・間取りの自由度はハウスメーカーによって大きな違いがあるので、複数の会社で営業担当者と相談した上で決めるようにしましょう。

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